BlackLove

ココロ


基地に戻ると

やっぱりみんな、黙り込んでいた。


「凛さん!!!」


「殴ってきたんですか??」


「凛さん、傷一つ作らせなかったんですか!?」


そこには、奈美もいた。

緊急事態だから、駆けつけてくれたんだろう。



「みんなに大事な話がある。」



もし、

みんなに理解してもらえなかったら、


あたしは組長を辞める。



あたしの決意だった。



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