最低男に恋をして。
「も…しもし……」
私の尋常じゃなく赤い顔を隣で大爆笑してるユリを叩いて彼の声に耳を傾ける。
「あ、茉莉子…俺、だけど」
なぜか声に元気がない。
「あ、うん。
どうか、した?」
恐る恐る、
震える声を絞り出す。
なんだか、
嫌な予感がするから…。
「あのさ…ごめん」
「っえ?なにが…?」
自分の顔が一気に青ざめていくのが痛いほどわかる。
「今日、行けなくなった。」
…言われると思った。