約束【短編】

眠気に負けないように頑張って
目を開けてのそのそと顔を上げる


それに気づいた拓哉が、
髪を撫でていた手を止めて
私の顔を覗き込んだ


「・・・眠ってもいいよ」

よほど眠そうな顔をしていたの
だろうか

拓哉は私を見るなりくすくす笑って
私の頭を優しく引き寄せた


ポスンと、彼の首筋に収まった
私の頭

それから、また直ぐに髪を撫でられる
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