HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
八人が外の世界に出た。
ある黒い長い髪を伸ばした男性が
「人の体というのも悪くないな。」
子供みたいな容姿で双子の一人が
「相変わらず翔龍(ショウリュウ)は変わっているね!!」
双子のもう一人が
「鳳龍(ホウリュウ)の言う通り、何処がいいの??」
翔龍が
「紅龍(コウリュウ)よ。なんとなくだ。」
白髪をした老人が
「それにしてもこの世界も変わったの~。」
その隣りにいる同じくらいの年のお婆さんが
「白龍(ビャクリュウ)、いいではないか。コッチの方が我々も動きやすい。」

「そうだの~!!畤龍(ジリュウ)。」
キレイな黒髪をポニーテールにしている中学生くらいの女性が
「これからどうするの??」
目をハチマキをして、髪をツンツンに立てた男が
「侫龍(ニョウリュウ)は何をしたい!!この死龍(シリュウ)は、とりあえず女を殺す。キャハハ、グチャグチャに切り裂いて殺る。キャハハ」
笑いながらヨダレが垂れていた。
翔龍が
「まず我ら体のありかを見つけるのが先だ。」
八人がバラバラに何処かにいく。
しかし、翔龍だけがそこに残り、叫ぶ。
「天神よ。これでいいか??」
どこからともなく
「…いいよ。」
空の雲が早く流れていった。
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