HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
それを聞くと、優輝にいかにも欲しそうな上目づかいをして見る。
「お前金ないの??」

「うん。学問とかの知識は困らないために今朝もらった。でも、お金はまだもらってない。」

「誰から??」

「ダメ!!これは教えちゃいけないの。」
ため息をついて、
「……ハイ。」
財布からソフトクリームのお金を出して、渡す。
(なんで俺が。)
陰が
『ククク。』
優輝
『笑っている余裕あるの??』
陽さん
『大丈夫ですよ。』
侫歌が
「一緒に来て!!」
また腕を引っ張られて、店の前に連れていかれる。
店の人が笑って
「ハハハ、彼女かい??かわいいから、一巻多くしてあげる。」
優輝が冷静に
「違います。普通でけっこうです。」
ソフトクリームを渡す時に
「かわいい彼女に!!」
侫歌は黒い瞳をキラキラさせて
「ありがとう。」
と言った。
二人して近くのベンチに座る。
侫歌
「甘い。おいしい。」
と大きな声で言いながら食べる。
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