HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
陽さんが
「しかし……」

「お前が言わぬなら俺が言おう。生まれ変わり!!貴様は不思議に思わないか??十二神将を表している時計が円になっていることに??」

「そういえば」

「なぜ十二神将ほどの力を持った者がここを中心にしている??」
優輝
「十二神将全員が何かを気にしていた??」
陽さん
「その通りです。十三番目の神!!それが貴方です。」
優輝
「はっ!!なんで??こんな霊力もないのに。」陽さんが
「分かりません。貴方の存在がそれほど恐ろしかったみたいです。」

「分からないのかよ。でも、十三番目の神なのになんで俺こんなに力がないだ??」
陰が
「前に安倍晴明が俺らを封印したって言ったが、アレはウソだ。俺らは、テメ~の中にある力を十二神将に見つからないために抑えていた。」
陽さん
「安倍晴明様は、その力を上手く利用しました。」
陽さんが続けて
「しかし、貴方は霊剣を使えないまで押さえたのは貴方の親父殿です。」
優輝
「なんで親父が??」

「親父殿との約束だったしな。今はその封印を解くのが先だ!!」
優輝
「解けるのか??」
陽さん
「無理やり壊します。一度貴方が外に出なさい。」
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