エリートな彼は溺愛を隠さない
「おおっ!?なんだお前、イケるじゃないかぁ」

部長が嬉しそうにどよめく。

「よっしゃ~、まだまだ一緒に飲むぞー」

もう、酔って部屋に戻って眠りたいわ。

夏哉と一緒にいるどころか、側に近寄る事も出来ないじゃないの。

まあ、彼の人気が半端ない事位、分かってはいたけど。

夏哉も少しは私の事を気にかけてくれてもいいのに…。

私は半分拗ねた気持ちで二杯目のビールもまた一気に飲み干した。


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