エリートな彼は溺愛を隠さない
会社の側までそのまま歩いて来た俺は、ふと会社のビルを見上げて立ち止まった。

あれ…?
ビルの中央辺りのワンフロアに電気が点いている。

腕の時計に目を遣ると零時少し前だった。

誰だ?こんな時間に。

しかもあの階は、俺の課の辺り…?

嫌な予感がして俺は方向を変えると会社に向かって歩き出した。




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