教師に××しちゃいまして


「なんでって

うちの生徒がやんちゃしすぎないかの見回りに決まってんだろ。

俺だけじゃなくて向こうにも先生方いっぱいいるぞ」

先生が指で示した方向を見るといつもスーツ姿の先生達が私服で集まっていた。


「にしてもかっしー・・・

お前食い過ぎじゃね?

俺が食ってやろうか?」


「余計なお世話です!

先生にあげるものはありません!」

「えー、つれないなぁ
かっしぃー」

「気持ち悪い声出さないでください」

「ハイハイ、二人とも落ち着いてってば」

春ちゃんが仲裁にはいってすぐいつものやっかみ合いは終わった。

それからすぐのことだった。
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