【完】片想い
あたしと宏太は今、裏庭にいる。
「ゴメンネ、急に呼びだして」
『平気』
「あたしの態度トカで分ってると思うんだけど…あたし…宏太が好き。諦めようと頑張ったけど、ダメだった。宏太が好きです」
ドキドキする心臓。
『ゴメン。咲月のことは好きだけど、友達としか見れない。…恋愛対象には見れない』
「そっか…。あたしの告白…嬉しかった?」
あたしはアノ時と同じ質問をした。
聞いて良かった。
そう思っています。

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