【完】片想い
高校生~一緒~

入学~どうしようもないバカ~

あたしは自分をバカだと思った。

どうしてあたしは宏太と同じ高校を選んだのだろう―…?
あの時は…少しでも宏太のそばにいたい一心で…。
未来のことなんて考えてなかった…。
あたしはS校に受かった。
あたしは受かって嬉しかった。
でも…宏太を忘れられるか不安になった。



あたしが別の高校を受けていたら…今もあなたを想わずにすんだのかな?
あたしはいつまでも幼いままだった。
明るい未来しか考えてなかった。
ただひたすら、まっすぐにしか未来を見てなかった。
宏太のそばにいれて嬉しい。けど…
忘れられない…。
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