砂漠に堕ちた天使 番外編
「!」
目の前に見知らぬ女の子がいて莉世は飛び上るほど驚いた。
「安心して、危害なんて加えないから」
黒髪の綺麗な女の子が言うと、ホッと肩を撫で下ろした。
「気分はどう?どうしてあんなところにいたの?あなたは誰?何者なの?」
と、矢継ぎ早に質問されて莉世は、なにから話せばよいのか戸惑う。
それに日に照らされて喉や焼けるように痛い。
手を喉に持っていくと、痛みを察してくれた女の子が羊の皮袋を差し出してくれた。
「もっと飲んで」
莉世はごくごくと喉の渇きを一刻でも早く癒すかのように水を飲み、羊の皮袋に入っていた水を飲み干した。
「ねえ?貴方ってどこかのお姫様?」
ファラウラの視線は莉世の手首の装飾品に釘付けになっている。
「ぇ……」
本当のことを話してしまってもよいものなのか、莉世は困った。
目の前に見知らぬ女の子がいて莉世は飛び上るほど驚いた。
「安心して、危害なんて加えないから」
黒髪の綺麗な女の子が言うと、ホッと肩を撫で下ろした。
「気分はどう?どうしてあんなところにいたの?あなたは誰?何者なの?」
と、矢継ぎ早に質問されて莉世は、なにから話せばよいのか戸惑う。
それに日に照らされて喉や焼けるように痛い。
手を喉に持っていくと、痛みを察してくれた女の子が羊の皮袋を差し出してくれた。
「もっと飲んで」
莉世はごくごくと喉の渇きを一刻でも早く癒すかのように水を飲み、羊の皮袋に入っていた水を飲み干した。
「ねえ?貴方ってどこかのお姫様?」
ファラウラの視線は莉世の手首の装飾品に釘付けになっている。
「ぇ……」
本当のことを話してしまってもよいものなのか、莉世は困った。