7年越しの、願い事【BL】
俺が怒っているのが分かったらしく、
今度は機嫌をとるように、宥めてくる。
「悪かったって」
そう言って触れてくる掌は、
随分と大きくなっているし
あの頃よりも少し低い体温で。
だけど同じく変化している今の俺には
それが逆に心地いい。
何度も謝るその声も、
耳に優しく聞こえてくる。
「だってさ、ほんとにさ、
すぐ会える訳もないんだしさ」
自分でも何言ってんだと思うけど、
本人に愚痴ってどうするんだと思うけど。
そんな事を言ってると、
明之はまた、にやけ面に逆戻り。