【短編】大事なのはどっち!?
晴が優しく涙を拭ってくれる。
「・・・ごめんなさい
私、不安だったの…
晴、仕事ばっかりで付き合ってるのは…もう同情なのかもって…」
「まりあ・・・
だから、あんな質問したのか…
ごめんな…俺、何も知らなくて」
私はううん、と首をふる。
「あ・・・あの時仕事が大事って言ったのはさ…」
「もう良いよ…?私がバカだった…ワガママだった」
「聞いてくれ・・・
今、仕事を頑張ってるのは…
これから先何十年、まりあとずっと一緒に居たいから…
まりあに…楽させてやりたいから…」