SILVERBOY~俺様彼氏
「はーい…どうぞ…」
とりあえず司をあがらせよう
うはーきまずいっ
部屋に二人きりは慣れてるはずなのに今日は落ち着かなかった
いや、まず本題本題。
「あの…『お前勘違いしてるだろ』
「え?」
え??なにが?なになに?
『え?じゃねーよ。あの女の事だよ』
あ、本題を持ってかれた
「あー…そのことならどうかあたしを気にせず幸せに…」
あたしなに言ってんの
こんなの別れたいって言ってるようなもんじゃん
自分で言い掛けてblueになった
『ばっかじゃねーの!』
「はい?」
『あれは俺の姉貴だよ!』
「…はい?…え?」
でも確かに目は似てた
『笑花(えみか)ってゆーんだよ』
なんだそれ~なんだそれ~
心の中でほっとしたような恥ずかしいような…
あ…でも…
「でも香菜がホテル街歩いてたって…」
確かにそう聞かされた
『それは姉貴がキャッチ怠いって迎えにこさせられたんだよ』