静かな海の兄き
一本の電話
東京都内にある

高級マンションの一室に

この物語の主人公である

松岡 翔が

父・母と3人

仲良く暮らしていた。


父は

いくつもの支社を持つ
大会社の会長で

翔は

世間一般でいうおぼっちゃま

なのだが…

教育方針なのかなんなのか…

両親は

翔を甘やかす事は一切せず

欲しい物は

バイトをして自分で買うよう 言われている…

また 翔も

それを

なんの違和感もなく受け入れている


そんなある日―
< 1 / 36 >

この作品をシェア

pagetop