天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ
夕もまた、超常現象には明るい。
何しろ由緒正しい陰陽師一族の末裔だ。
「はう、陰陽師さんっ!」
雪菜にしてみれば夕は天敵とも言える存在。
思わず身を竦ませるが。
「あ、大丈夫よ。夕は害を及ぼさない人外さんには何もしないし、大体家業の妖怪退治って面倒臭いし。ねー?」
夕が言うと、制服のポケットの中から一枚の護符がヒラリと出てきて、瞬く間に猫のような生き物に変化した。
式神と呼ばれる陰陽師が使役する使い魔のようなものだ。
秋雨が西洋魔術師ならば、夕は東洋魔術師といったところか。
「そうなんですかぁ、じゃあお近づきの印に~」
雪菜が例によってカキ氷を出してシロップをかけようとするが。
「あ、私はシロップよりも」
夕はまたポケットから何か取り出す。
「じゃじゃーん♪マイタバスコ~!」
それをカキ氷に、ビンの半分ほど振りかけてしまう。
味覚は少々壊れ気味のようだ。
何しろ由緒正しい陰陽師一族の末裔だ。
「はう、陰陽師さんっ!」
雪菜にしてみれば夕は天敵とも言える存在。
思わず身を竦ませるが。
「あ、大丈夫よ。夕は害を及ぼさない人外さんには何もしないし、大体家業の妖怪退治って面倒臭いし。ねー?」
夕が言うと、制服のポケットの中から一枚の護符がヒラリと出てきて、瞬く間に猫のような生き物に変化した。
式神と呼ばれる陰陽師が使役する使い魔のようなものだ。
秋雨が西洋魔術師ならば、夕は東洋魔術師といったところか。
「そうなんですかぁ、じゃあお近づきの印に~」
雪菜が例によってカキ氷を出してシロップをかけようとするが。
「あ、私はシロップよりも」
夕はまたポケットから何か取り出す。
「じゃじゃーん♪マイタバスコ~!」
それをカキ氷に、ビンの半分ほど振りかけてしまう。
味覚は少々壊れ気味のようだ。