地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「渚くん」
「何?」
「接客……やらないの?」
「やりたくない」
「………」
どうしよう……
私も赤字は避けたいんだけどな…
「莉緒は俺に接客して欲しい?」
「え………いや、あの……
赤字は…避けたいな……みたいな
ほ、ほらっ、私達一応実行委員だからさ…」
「…………」
渚くんはしばらく無言になった
なんか考え事しているみたい…
すると突然、何か思いついたように、あ!と大声で言った
「じゃあ、莉緒が1つ俺の言う事聞いてくれたら、接客してもいいよ」
「え………それって…」
「ん?」
「どういう内容……?」
「それはお楽しみー」
なんだか嫌な予感するけど…
やっぱ、赤字も嫌だし……
って、私どれだけ金の事考えてんだか…
「…………いいよ、1つだけ言う事聞く」
「よし、それじゃ決まりだな」
こうして、渚くんが接客をすることに決まった
その後、香山くんに感謝されたのは言うまでもない