地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?




「ちょっ……莉緒、その顔は駄目だって…っ」



その顔駄目って……

そんなに不細工だった!?

大分ショックだよ…

まぁ、わかってたけど…



「莉緒また勘違いしてるだろ」

「へ?」

「その涙目やめろ
理性保てなくなるから」

「っ////」



そ、そういうことを

普通に言うなー!!!!


さらに真っ赤になった私に、一瞬だけ唇を重ねた



「じゃ、帰るか」

「う、うん……」



さっきと違って、私の歩幅に合わせて帰った



渚くんのこういうとこ好きだな…

何も言わないで気を遣ってくれるとこ…


私は自分の頭を渚くんの腕に預けた

渚くんは少し驚いた顔をして、優しく笑った



周りから見たら、私達はどう見えてるんだろ…?


きっと……

ただのバカップルに見えるだろうか…


普通なら嫌だけど、渚くんと一緒なら、バカップルもいいかなと思えてくる


私……

相当ヤバイみたいです




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