地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?




「今日用事あったんでしょ?」

「え?
別に何も無いけど」

「え!?
でも、急いで病院出たから…」

「それは……」

「それは?」



渚くんは私の方をまっすぐ見て



「莉緒を他の奴らに見せたくなかったから」

「え……あぁ、そうなんですか」

「「………」」

「意味わかってねぇだろ」

「はい……」



バレてたか…

だって、意味わかんないでしょ、普通は



「だから…
莉緒に対しての周りの奴らの視線に嫉妬してたんだよ」



渚くんは自分の額を私のにくっつけて言った


当然なことながら、私の顔はみるみるうちに真っ赤になった



「ちょっ……渚くん…っ」

「何?」

「か、顔……近いよ…////」

「鈍感な莉緒が悪いんだよ」

「うぅ……っ」



こんなに近かったら…

心臓保たないよ……っ




< 53 / 320 >

この作品をシェア

pagetop