ー孤独な最強姫ー
青龍への怒り
蓮「おい、行くぞ。」



青龍が出ていくと、屋上にはしんみりした空気だけが残った。



美「ごめん…涼…。」



涼「いいんだ。美波がどんだけ辛い思いをしたかを、俺達は理解してるし、俺達も翔さんの死はとても辛かった。」



美「………。」



涼「翔さんには、いつも世話になってたからな。」



私と涼と智実と拓は昔からの幼馴染み。



いつも一緒だった。



それから、陸や彩香達とも一緒にいるようになった。



だから、今の幹部は皆結構昔からの仲。



どんなことがあっても、お互い助けあって、信じあってきた。



私は、何回皆の存在に助けられたことか。




< 119 / 156 >

この作品をシェア

pagetop