大地くんの天気予報


「…アナタ、あの時の…」


「はい…!あの、今日は、カゼアヤさんの踊りも見させてもらいました…!あの…、すごくキレイだったです…!」


踊りのことがわからないオレは、そう言うので精一杯だった。


すると、カゼアヤさんはフッと鼻で笑った。


「…それはど~うも。お世辞でも、嬉しいわ…」


「…そ、そんなつもりじゃあ…」


なんたってこの人は、こんなにもツンツンしてるんだろう…。


…オレは、そんなカゼアヤさんに、思いきって聞いてみた…。


「…あの、…カゼアヤさんッ…!!」


まだ何かあるの?というように、カゼアヤさんは面倒くさそうな目でオレを見た…。


「…あの、…カゼアヤさんは、…キヨちゃんのことが、嫌いなんですか…?」


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