大地くんの天気予報
「……ッ」
俺は苛立ちをあらわにして、わざとらしくため息をついた。
「…ッんだよもう…、余計なことすんじゃねぇよ…」
そう言って、自分もしゃがみながら散らばったものを拾い集めた。
清風の方をチラッと見ると、申し訳なさそうに表情を曇らせ、時折長い髪を耳にかけながら、一生懸命拾っていた。
「……ッ!!」
突然、清風が手にした物を落とし、指を押さえた。
「…何?」
見ると、拾った木材のささくれ立った刺が指に当たったようで、少し血が滲んでいた。
「…ごめん、大丈夫だから…」
そう言って、無理に笑う清風…。
「……」