豹楓牙
私はそのあと

すぐ屋上に向かった

屋上は明るくて眩しくて

私にはあまり似合わない場所だと

少しだけ思った


屋上の端の冷たいコンクリートの上に

座ってタバコに火をつけた

よくすっているタバコを吸いながら

グラウンドを上から見下ろしていた

少し経って眠くなったわたしは

タバコを消して寝っ転がったら

すぐねむくなってそのまま眠ってしっまた
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