紙飛行機~Another Sky Forever
『Dear 226号室の歌姫俺にとっては、病気がどうとか、何も関係ないから。
From 宇宙のナイト』


「……」


ドクンッ、と私の心臓が跳ねる。

私は、すぐに返事を書いた。


『…ありがとう』


それを投げると、私は何度も何度も、紙飛行機を読み返す。


「…どうしよう」


ドクンッ、ドクンと、私の鼓動が速くなる。


入院している事と、同い年だという事以外、何も知らないのに。





―…私、宇宙のナイトに、惹かれてる。


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