【完】無愛想彼氏
翌日…
「っくしゅん」
あたしは、見事に熱を出した。
原因は、間違いなく昨日傘もささずに雨の中歩いたから。
はぁ…。
でも…少し、学校休めて良かったな…。
蓮とどんな顔して会えばいいのかわからない。
会ったらきっと、
泣いてしまう。
「桃嘉、母さん仕事行くけど、ちゃんとお粥食べなさいよ」
「ん…」
「何か欲しいものある?」
「…ケーキ」
「はいはい、買えたらね。じゃあ、行ってくるから」
母さんはそう言って、家を出た。
一人…。
あたしはベッドの中に潜る。