【完】無愛想彼氏
奈津子ちゃんの言う事は、全部本当の事。
でも、
あたしは、本当に蓮の事が好き。
その事は確かな事。
誰よりも、何よりも好きで、
大切な存在。
「ねぇねぇ、蓮くん、あたしアイス食べたい」
「ぁーはいはい。桃嘉も、食うか?」
「ぁ、ううん。お腹冷えちゃうし…」
「欲しいものあったら言えよ。買ってくるから」
「ありがと!」
蓮は優しく笑って、屋台がある方へ行った。
でも、その瞬間、
奈津子ちゃんがすごい鋭い目であたしを睨んだ。
嫉妬の目。