――Special☆Summer――


『大丈夫。』

私が笑うと、

真澄は少し悲しい顔をした。


『そぅ……。
ぁ、そうそう、
空が急に倒れて、トークショー中止だって!!』





「ぇ……?」

倒れた??

嘘…、
だってさっきまで…。


『ちょっ、和花?!!!』


気づいたら、走り出していた。

そして、保健室の前で立ち止まる。





……いないかもしれないけど。

私は思いきってドアを開けた。


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