――Special☆Summer――
――いた。
「…空ッ!!」
私は空が寝ているベッドに駆け寄った。
空の顔が、青ざめている。
なんでさっき、気づいてあげられなかったんだろう……。
私は、空の手をぎゅっと握った。
「何しに来たんですか。」
振り向くと、
ドアのところに、マネージャーさんがいた。
「ぁ……。」
『私、言いましたよね。
空に関わるな。と。』
「……ッ!!」
私は何も言えなかった。
『空の近くにいられると、迷惑なんです。』
マネージャーさんがそう言った直後、