可憐な姫と華麗な王子

厄介者

「……終わった」


ふーっと、ため息をついてバッグからipodを取り出して、最初からこうすればよかった。
という小さな後悔をしながら音楽を聞き始めた。



















だから、気が付かなかったんだ。














後ろにいる奴に。









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