[完] スマフォン忍者 HISANO
 啓仁は寝てるし。

 寿乃はイルミネーションに気をとられて、啓仁の様子は愚か、瞳美たちの様子を分かってない。

 おいおい、そんな調子でいいのか?

 注意しても、聞こえるわけなさそうね。

 幻想的な風景に、二人はますますとろけて。

 その仲はろうそくが溶けたよう。

 さっきまでは、寿乃はその中を嫉妬していたのに。

 風景に埋もれてしまったな。


「あれ、瞳美ちゃんたちがいない。」

 気付くの遅い!

 辺りを見ると啓仁寝ているし。

「はるくん、はるくん、緊急事態!」

 はぁって顔しながら、ゆっくり起きる。





 
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