王子と秘密の甘い時間。

……ぁれ??





「痛くない…。」


なんで??

背中があったかい…。


「さっき、頭打ったんですけど？」


すぐ後ろから慧斗の声が聞こえる。





……抱き締められてる?!


「だから、ごめん。って……てか、離して。」


「無ー理。」

「はァ?!」

「癒してもらわないと。」

「離せッ!!」


私は慧斗から離れようともがくけど…、

そこは男女の差。

びくともしない。














物凄く身の危険を感じる。