2番目の恋人
「はぁ―…」
部屋についたと同時に、ベッドに倒れ込んだ。
いつも見ている白い天井。
それが気分によって、こんなにも違く見えるなんて……
「莉緒……」
呼んでしまったら、気持ちが溢れ出してしまいそうになる……
ナガレに言われた時、はっきりと気づいた。
俺は俺なんだと……
八神皐として生きる前に、ただの皐として、伝えたいことがあると……
でも、そのために莉緒を泣かせてしまった。
強がりで、でも本当は弱虫な莉緒を、1人で泣かせてしまったんだ……
お父さんと上手くいったのだろうか……?
1人の夜は寂しくないだろうか……?
そんなことが頭から離れない。