2番目の恋人


「お待たせしました。モンブランとチーズケーキ、そしてミルクティーになります」



優しそうなウェイターの人が、そっとテーブルに置いた。



「来た来た。」


詩織、食べる気満々だ。



あたしも食べよう。



って、あれ?



ケーキの皿の下に挟んであった、白い紙。


――カサッ



「ん、莉緒?何それ?」



何だろう……


「えっ!?莉緒っ!!それって!!」



紙に書かれていたのは、名前とメールアドレス。



「うわぁ、さっきのウェイターだね―…。」



ナンパ……?


「なかなかカッコよかったんじゃない?」



確かに……優しそうではあった……



「でも、あたし……」


「八神くんのこと、まだ気にしてるの?」



――ドキッ



< 214 / 339 >

この作品をシェア

pagetop