2番目の恋人


「触るな。」



それをすぐに皐が阻止する。



「たくっ―…独占欲強い男は嫌われるぜ」


「うっせ。」



やっぱり2人は仲良しみたいだ。



「じゃあ、俺行ってくるから。莉緒、ちょっと待っとけな」


「うん。」



「ナガレは一切、莉緒に触れないように。」




そんな言葉を残して、皐は教室を出ていった。



「あぁ―あ。まさかあんなにあいつがお子ちゃまだったなんて」



近くの机に座って、大げさにそうナガレくんが言った。



「お子ちゃま……?」



皐が……?



「だってあんな独占欲丸出しだし、莉緒ちゃんを見てる時の瞳なんて、甘過ぎだろっ!」



イヤ、『だろっ!』と聞かれましても……



「愛されてんだね。莉緒ちゃんは……」


「っ……///」



まじまじと言われたのは初めてで、体温が1、2度上がった気がした……




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