2番目の恋人


「んっ……」


「あれ?感じちゃった?」



「っ///」




いたずらっ子みたいに、耳元で囁く。



「莉緒、シよっか?」


「なっ///」


「莉緒を今すぐ抱きたい」



「っ……」



ズルい……



あたしが、逆らえないって分かってて言ってる。




「いい?」



甘くそう囁く皐に、コクンとだけ頷いた。



――ドサッ



ゆっくりと押し倒される体。



「バスローブっていいな。」


「……は?」


「脱がしやすい」


「ば、バカっ///」



ふっ、と笑ってバスローブを脱がした皐。



体中にキスが降ってくると、それに応じてあたしからも甘い声が出てしまう。



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