2番目の恋人
次のテストは現代文。
皐の言った内容を忠実に思い出した。
“文章がたくさんありすぎて、時間内に読みきれそうに無かったら、問題に書かれてるキーワードを探せ。その付近から重要なところにラインを引いて、正解を探していけ”
そんな長いアドバイスを思いだしつつ、ラインを引いていく。
そのお陰で、答案用紙は全て埋められた。
「莉緒!どうだった!?」
不安そうな瞳を浮かべ詩織がたしに走り寄ってきた。
先生からの死刑宣告(試験80点以上)を知っている詩織
「なんとか埋めた」
「埋めたってあんた……」
「そういう詩織は出来たの?」
少しムッとして答える。
「余裕余裕。」
そうでした……
詩織の頭はうちの学校でもトップクラスでした……