2番目の恋人


次のテストは現代文。


皐の言った内容を忠実に思い出した。




“文章がたくさんありすぎて、時間内に読みきれそうに無かったら、問題に書かれてるキーワードを探せ。その付近から重要なところにラインを引いて、正解を探していけ”



そんな長いアドバイスを思いだしつつ、ラインを引いていく。



そのお陰で、答案用紙は全て埋められた。



「莉緒!どうだった!?」



不安そうな瞳を浮かべ詩織がたしに走り寄ってきた。



先生からの死刑宣告(試験80点以上)を知っている詩織



「なんとか埋めた」



「埋めたってあんた……」



「そういう詩織は出来たの?」



少しムッとして答える。



「余裕余裕。」


そうでした……



詩織の頭はうちの学校でもトップクラスでした……



< 91 / 339 >

この作品をシェア

pagetop