ん、大好きだよ。




颯とは、これでも同い年。


出会ったあの日から何度か会って、惹かれていって。


颯が顔を真っ赤にしながら私に告白したのを覚えている。




颯は優しくて、


頭もよくて、


かっこいい。


だけど、どこか抜けてるんだよね。


そんな颯だからこそ、好きなんだけど///





颯に連れてこられたのは、


私もよく知っているファミリーレストラン。


この時間帯だから、人は多くない。




「んーっ、このパフェ最高ー!」


「…ふふ、ここ。クリームついてるよ」




そう言って、自分の唇の端を差す颯。


え……嘘…///



あわてて拭き取ろうとした時、




「………っ///」




颯が身を乗り出して、


私の唇についていたクリームをペロッと舐める。




「あまーい」


「…颯のばか///」



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