ん、大好きだよ。



「…ひかり、無理して俺んとこ待ってなくていいんだよ?」


「だって、颯に会いたくて…」




今は、夜の11時すぎ。


一人暮らしだった頃は、10時前には寝てたから、今は夢の中。




「無理しないで。眠たそうな目してるし(笑)」


「…そんなことないもん///」




せっかく颯と住んでるんだから、


颯が帰る時間にまでは起きていたい。


颯は、雑誌のモデルさんで、最近はテレビにも出てるくらいの有名人。


だから、こんな時間に帰ってくるのなんて当たり前。




「……ふあ~」


「ほら、あくびしてるし。先、寝てていいよ?」


「…や。颯と寝たい…」


「///じゃ、先にベッド行っててよ。お風呂入ったら行くから」




眠たい目をこすりながら、"うん"とだけ返事して


寝室にむかった。




< 7 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop