私の彼氏は年下です
そんなこと考えている間に腕を掴まれてしまった

「―っっ!!」

「ちょっと話を聞くだけでいいからさぁ〜」


やばいやばい!!誰か助けて!!


「中村先生何してるんすかぁ〜?」

…中村…先生?

声のする方へ向くとあの中学生がいた

「へぇ…君先生やってるんだ〜」

男は驚きながらもまだ諦めてはいないようだ

こうなったら…これしかない!!

「そうなんです。私この子の担任なんで忙しいんです!!」

「大丈夫大丈夫!!学校終わってからでもいいからさ」

もー!!しつこい!!

「おっさんダメだよ」

彼はそう言うと男に取っ掛かった
危ない!!

理緒は思わず目を背けた

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