私の彼氏は年下です
「私はもう…大丈夫だから…早く戻りなよ」

急に手を握られた

「!!」

「大丈夫じゃないでしょ」

「だっ…大丈夫だって!!」

「手、震えてるよ」

「!!」

「それに立てないんでしょ?」

ははは…年下のくせに何でもお見通しですね

「じゃあごめん…手を貸してくれる?」

彼はゆっくりと手をさしのべてくれて私は彼の手をとった

「あ…ダメだ。力でない」

「後ろのベンチに座るまでだから少し身体貸して」

「え…あ、うん…」

すると彼は後ろに回り私の身体を持ち上げた

「!!」

持ち上げられた身体はベンチに下ろされた

「飲み物なくなったんでしょ?買ってくるからそこで待ってて」

彼はそういうと走っていった
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