近くに居るのに。
「真琴…」
俺は苦笑いをしている真琴に話しかけた。
「ん?」
「マジ…ありがとう。勇気って大事だな」
「おう」
真琴が居たから元に戻れたのかもしれない。
「…あっ、しん君…」
「あ」
そこには生徒会の集まりを終えた遠山が居た。
「遠山、もらうから」
「あら、あんた達戻れたんだ…良かったわ…」
「おう」
遠山は把握したらしい。
俺はもう暗くなるから帰ろうとして真琴に話そうとしたとき。