近くに居るのに。



「さっきね、ひよりの病室を整理してたら出てきたの」


れのと俺に薄ピンクの封筒を渡された。



「手紙…?」

「あの子ひなた、かれんちゃん、私とパパ、れのくん、しんくん達に手紙を書いてたのよ…」


ひよりのお母さんは薄ピンクの封筒を見ながら優しく笑った。



俺はそのあとひよりのお母さんが帰ってから封筒を開けた。





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