先生と個人授業と恋愛事情
でも葵は気になっていたことが一つあったので蒼に聞くことにした。
『先生は結芽さんを好きになったことは一度もなかったの?』
「俺の記憶の中では憧れていても恋愛へ発展することはなかったのは事実だ」
「それに蒼はどちらかというと結芽さんは苦手だから近づくたび8歳になるまで泣いていたんだ」
『泣いていたってどれだけ嫌われていたのよ結芽さん。
なんか結芽さんが来てから怖がって近づかない先生ってイメージできないね』



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