先生と個人授業と恋愛事情
今日のことを聞いていたことを蒼は気がついていた。
「俺はおまえを失うくらいなら何もいらないから俺は別れたくない。
葵が俺を好きなことに変わりないなら別れる必要なんてないはずだろ?」
そもそも別れたいわけではないけど疑われても好きでいるのは不思議だった。
葵はその日別れることはできなかったが蒼がまさか次の日休むなんて思っていなかった。
その日の夜病院に検診に行っていたことを告げると父親の陽斗から癌の検査をしろといわれていたらしい。




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