先生と個人授業と恋愛事情
この二人は幼なじみだが知らない人もいるので敬語を使うのにイライラしていた。
「蒼より僕の方が年上なのに敬語とかやりにくいからタメじゃないのに何で蒼につかなきゃいけないのか。
大体留学している間に保健の先生になって生徒と禁断の恋に落ちているなんて想像できないな」
「もう少し声を落としていってくれ廉君。
俺だってここに教育実習した頃はまさかこんなふうに恋をするなんて思ってなかったよ」
蒼は高等部の校舎で実習していると何度か見かけた中等部の生徒が気になっていた。
まだ二人が出会う前声をかけることはできなかったけれどそれが葵だとは気がついていない。
「蒼より僕の方が年上なのに敬語とかやりにくいからタメじゃないのに何で蒼につかなきゃいけないのか。
大体留学している間に保健の先生になって生徒と禁断の恋に落ちているなんて想像できないな」
「もう少し声を落としていってくれ廉君。
俺だってここに教育実習した頃はまさかこんなふうに恋をするなんて思ってなかったよ」
蒼は高等部の校舎で実習していると何度か見かけた中等部の生徒が気になっていた。
まだ二人が出会う前声をかけることはできなかったけれどそれが葵だとは気がついていない。