先生と個人授業と恋愛事情
距離を置いてから二週間が過ぎてから葵はそこまで蒼を追い詰めていたことが自分を責めていた
その日久しぶりに家に行くと蒼は悲しそうに葵を見つめていていつもよりも緊迫した空気になっていた
「俺らやっぱり別れた方がお互いに苦しまなくて済むからこんなにケンカばかりで葵のこと絶対傷つける……付き合い方は俺には無理だよ
俺君が受験をするようになってから俺を好きだといっていつもデートにも笑ってくれた……葵がどこにもいなかった
いつもの葵がいないまま距離を置いてから一度だって君は家に来ようとはしなかったから君は……何も変わろうとしなかった
俺が葵を好きになった理由はいつも人のすべてを見てくれる優しい君だからだけど……そんな君はもういなかった」



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