先生と個人授業と恋愛事情
蒼は別れることを決断していて葵は蒼と付き合っていたのに広がっていた距離があったことを気がつかないフリをしていた葵がいた
『私が変わったというけど先生は何一つ変わらなかったから甘えすぎていたのかもね
たしかに今は別れて頭を冷やすことが必要なのかもしれないね』
葵が部屋を後にした後二人が泣いていたことを気がついたのはいなかったが蒼は葵が好きではないわけではなかった
それは葵も同じことで蒼自身が決めたことも揺れてしまうくらい明るい月夜の夜だった


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