先生と個人授業と恋愛事情
彼のいうことは古典のセリフで帰せということだと一発でわかるくらいわかりやすい古文で話し掛けているのでこう返すことにした
『顔の色合ひまさりて、常にも光ると見え給ふ先生は誰よりも容姿も才能も優れて見えているから私はそんな先生が好きなの』
葵は蒼と抱き合いながらもう一度キスをして二人はこれからもずっと一緒にいることをここで誓った
先生と始めた個人授業から始まった恋愛事情はまだこれからも続いていくことがわかっている
「葵これからもずっと一緒にいて俺が心変わりなんて二度とさせないさ」
『そうだね私たちは絶対にもう二度と別れたりなんかしないよ先生』
これから二人の恋はまだまだ続いていくけど個人授業から始まった恋愛事情はそこで渡した花束はかすみ草花言葉は純愛だった
〜END〜


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