俺と先生のイケナイ関係
「………(汗)」


パンを食いながら、俺に近寄って来る力。






「めずらしーな。葵斗が弁当なんて」

「…ま、まあな(汗)」


弁当箱のふたを開け、パクパクと弁当を食べ始める俺。





…ったく。

澤田と住み始めてから、めんどくせーことばっかだぜ。



“ブ―ブ――”




机に置いてある俺の携帯が震えた。




今度は誰だ?


ディスプレイを見ると…




【澤田】







「………(汗)」


まためんどくせーことか?


力に聞かれないよう、席から立ち上がり、窓を壁にして寄りかかりながら電話にでる。








「…もしもし?」
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